
外国のコメディというのは、言葉や文化の違いが通常のフィクション以上に壁になるためか、あまり日本に入ってこない。そんな中で、熱狂的な日本人たちの後押しでDVD化が実現した英国のコメディ映画がある。「ショーン・オブ・ザ・デッド(Shaun of the Dead)」というホラーコメディだ。これをずっと観たかったのだが、残念ながらNetflixでは配信していない。そこで、同じ制作陣で作られた「Hot Fuzz」を代わりに観ることにした。
「Hot Fuzz」は、サイモン・ペッグ演じるロンドンのエリート刑事が田舎町サンドフォードに左遷させられ、ニック・フロスト演じる愚鈍な警官とコンビを組んで事件を解決するという話である。
で、評価の高い「ショーン・オブ・ザ・デッド」の制作陣が手掛けたということで、わくわくしていたが、期待しすぎたようだ。残念ながら私の好みではなかった。やはり、他人の評価を鵜呑みにするのはよくなかった。だから、この映画がめちゃくちゃつまらなくて時間を無駄にしてしまい、そのせいで、ウサイン・ボルトの引退セレモニーを見逃してしまった、という私の意見も参考にしすぎないでほしい。
約2時間の尺のうち、1時間半ほどは話がほとんど動かない。そして、たいして笑えない。脚本は、はっきりいって稚拙。見どころは、最後の30分で唐突に始まる激しいアクション銃撃戦。監督のエドガー・ライトは当時30代前半と若く、編集やアクション演出に勢いとキレがあるのは認めよう。でも、ギャグ満載のバカバカしいコメディを期待していた身にとっては、あまりにも中途半端な映画だ。最後の30分は勢いがあるし、あのティモシー・ダルトンが、007の悪役張りの演技を披露してちょっと笑えるのだけど。
そんなわけで、この映画はティモシー・ダルトンの生存確認という意味ではみる価値がありましたョ(≧∀≦*)
彼が楽しそうに芝居をしていて…それを見ていてちょっとほっこりしました(*´∨`*)
やっぱり、気になってた俳優さんの元気な姿を見れるのって嬉しいですよね(*´艸`*)
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